可愛い、美人だなぁという感想は、結局のところ個人の主観でしかありません。
ブラジル、アメリカ、日本、インド、モンゴル、トンガ――
地球規模で見ても、また業界ごとに見ても、その基準は変わります。
パリコレの美意識、裏原宿系の可愛さ。さらに大正、昭和、平成、令和と、時代によっても美の価値観は移り変わっていくものです。
そんなふうに、個人の主観や、時と場所によって変容していくものに執着してどうするのでしょうか。
他人の主観という狭い視点に縛られ、振り回されていたら、人生がもったいないと思います。
おばあちゃんには、おばあちゃんなりの可愛さや美しさがあります。
目に見える美しさも、目に見えない美しさも。
自分は一体何に囚われているのか――俯瞰して見てみると、点のように小さな自分が見えてきます。
私は、人も自然も、あらゆる情景も、自分らしく自然体で飾らない美しさに勝るものはないと思っています。