原文に而がなくても接続助詞「て」を補い書き下すことが好まれる文例です。
①〇〇して(その結果として)●●だ、と知る。「知」は、その一つです。
一葉落知天下秋:一葉落ち「て」天下の秋を知る。
問知其詳:問ひ「て」其の詳を知る
*連用形+連用形で、一葉落ち天下の秋を知る、とするのは
絶対間違いであるとは言えませんが、口調の落ち着きからも「て」を加えます。
一方、以下の例は、必ず助詞「て」を加えます。
②曰くの前に動詞が来たときは助詞「て」を加えます。
謂ひ「て」曰く、~~/対へ「て」曰く~~/問ひ「て」曰く~~
晏子對曰、嬰聞之:晏子對へ「て」曰く、嬰之を聞く
③往き「て」~~す
魏惠王親往問病:魏惠王親ら往き「て」病を問ふ
④~~し「て」以て~~す。
殺身以成仁:身を殺し「て」以て仁を成す。