私は森田ひかるがどちらを選んでいても、それがグループの方向性までを変えることはなかったと思います。
何故なら、櫻坂46は「乃木坂46のカウンター」という位置づけだからこそ、存在価値があるからです。
ではTAKAHIRO先生が森田ひかるに選ばせたのは何なのか?
それは、彼女たち自身がどんな気持ちで櫻坂46と向き合って行くのか?
この先どうなって行くのか不安を抱えていた彼女たちに自分たち自身で答えを見つけさせる。
チームマネジメントでいう「傾聴」に近いものだと思います。
これから提供される楽曲に「君たちはどう向き合っていくんだい?」というのを、右目と左目に置き換えて問うたのだと思います。
TAKAHIRO氏の真の意図は「教えられるままに踊る人形」から「自ら選んで表現するアーティスト」への脱皮を促すことだったのではないかと思います。
練習期間を除くと、
森田ひかるが初めてこの曲を踊ったのはMVの撮影日。
二度目が欅坂46ラストライブのday2の最後。
三度目が櫻坂46のデビューカウントダウンLIVE。
一度目と二度目は教えられたまま右目で見ていた。
三度目の前にTAKAHIRO先生から件の質問があった。
ここでTAKAHIRO先生はティーチングからコーチングへと切り替えたわけです。
「育成」という視点で見ると完璧なタイミングです。
そこで森田ひかるがあらためて考えた上で自ら左目を選び、誰よりも「櫻坂46という物語の当事者」という意識を持つことができたはずです。
最後になりましたが、
良いテーマ、考えるきっかけを与えて頂いて、ありがとうございます。