オランダとアイスランドは、どちらも世界で最も英語普及率が高い国です。オランダは人口の90%以上が英語を話せ、アイスランドも同様に非常に高い水準です。
興味深いのは、両国とも「自然に覚える環境」という側面が強いということです。
オランダの場合、人口が1700万人と小さく、オランダ語だけでは国際競争力が限定的です。だからテレビ、映画、インターネットなどのメディアで英語コンテンツが氾濫しています。学校教育ももちろん重要ですが、むしろ生活環境そのものが英語に満ちています。子どもたちは遊びの中で自然と英語を吸収するわけです。
アイスランドも似た状況です。人口が約37万人と極めて小さく、アイスランド語だけでの生活は困難です。グローバル化した世界で生き残るために、英語は必須になっています。学校教育では当然教えられますが、同時に家庭やメディアでも英語が自然に入ってくる環境が形成されています。
つまり、きちんと勉強した人も多いでしょうが、むしろ「環境に浸された結果、自然に身につく」という側面の方が大きいと思われます。これは「言語は学ぶより環境に左右される」という言語習得の本質を示しています。