まず、一級まではマークシート式の知識試験ですが、マイスターは論文形式です。
大問は三つあり、第一問は世界遺産関係の用語の簡潔な説明、第二問は世界遺産条約などについて400文字程度で説明するもの。ただ特に難しいとされているのは第三問です。
世界遺産の問題点などに関し、特定の世界遺産の事例を自分で挙げながら解決点などを論じるものです。
例えば検定公式サイトで公開されている例題はこちら。
>世界遺産の保全と景観保護に関し、地域の経済発展などの問題も踏まえながら、「ドレスデン・エルベ渓谷」の事例を用いて、1,200字以内で論じなさい。
https://www.sekaken.jp/each_grade/mystar/
個別の世界遺産に関する知識はもちろん、世界遺産関係の課題点や世界の政治などもある程度頭に入れたうえで考えないといけません。しかも、当然ながらマイスターもその場で問題を見て時間内に解かないといけないんです。
ちなみに、マイスター受検には1級合格が必要です。(1級受検には2級合格が必要)
合格率は2024年度では、1級が1500人程度受検されて20.9%、マイスターは104人まで減って47.9%です。
https://www.sekaken.jp/about/nintei/
合格率でいえば低くはありませんけど、1級までをクリアした人のうち受検を決意ししっかり勉強した「精鋭」ですら50%いかないんです。
数字には出てきませんが、世界遺産検定の中ではそれこそ「世界が違う」難関だと考えられていると思います。(回答者も準1級持ってます)
ただ就職に使えるかは何とも・・・^^;
内容的には旅行業界などになりますが、どうしてもまだ認知度の面で低いでしょうし、実際普段の仕事に使える知識でもないでしょう。
難度とか論文制作能力とかでアピールするしかないんじゃないかと思います。