結局は世の中ズルい方が得する場合が多くないですか?一般市民社会でも国際情勢でも....よく子供に「ズルはしちゃダメだよ」みたいな主旨のことを説諭する大人がいますがそれは正しいことなのでしょうか?あと国際情勢もズルい国が席巻してませんか?

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1109565

2026-05-13 07:30

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結局は世の中ズルい方が得する場合が多くないですか?

→まあ、そうなっていますね。

世の中全体にとっての得と、個人にとっての得とが一致しないことのほうが多いからです。

もちろん、みんなが個人の得だけを追求すれば世の中全体が損をして、生きづらい世の中になりますが、現実はそんなに単純ではないです。

損得を超えて、世の中全体の得のために努力する人が少数派ながら一定数存在しますから、簡単に世の中が壊れるわけではないですし。

賢い人の中には、これを見抜いて悪用し、個人の得だけを追求する方向に進む人がたくさんいます(エリートサラリーマンや官僚など)。

前例のないことをやってしくじれば責任を取らされますが、前例踏襲でやらないこと(不作為)で責任を取らされることはないですからね。

なので、個人の得だけを追求することが人生ゲームの戦略的合理性をもつわけです。

いかなる法律や制度であっても、個人各人の善意や良識、良心までは強制できません(そんなことをしたらディストピアの完成です)。

ちなみに、この戦略は楽じゃないですよ。

なぜなら、ネットでディスられたり炎上したりしても、感情的にならずに耐えないといけませんし、クソみたいなお偉いさんのお世話係をしなければいけませんから。

どんな状況でも感情的になって「反撃」したら負けになるゲームということです。



そもそも、古今東西関係なく良識と良心に従って役割を果たす人はレアキャラです。

こういうレアキャラがイニシアティブを持つような社会制度を設計しないといけないのですが、日本はその手の工夫が苦手な傾向がありますね。

抑制と均衡なんて概念もありますが、そういった世界史の教訓を軽視するんですよね。

では、具体的にどうすればいいのでしょうか。

①良識や良心がある人物がリーダーが選ばれやすいようにする。

②間違ったリーダーを選んでしまったときにそのリーダーをクビにしやすいようにする。

……ということが基本ですね。

言うのは簡単ですが、不断の努力でそうなるような秩序を構築しないと、世の中全体が脆弱になります。

先述した抑制と均衡(チェック&バランス)はアメリカでよく言われることですが、そのアメリカでもリーダーの言動で簡単に秩序が崩れ始めてしまうのですよ。





よく子供に「ズルはしちゃダメだよ」みたいな主旨のことを説諭する大人がいますがそれは正しいことなのでしょうか?

→正しくないというか誤解されていると感じます。

余所のお宅の子どもにそういうことを無責任に言う大人は、その罪を自覚してほしいものです。

思春期前までは「ズルしちゃダメ」と躾けます。

これは、幼い年代だと、子どものトラブルに大人が介入しやすいからできることです。

つまり、「ズル」が必要なときもあるけど、そういうときは子ども本人の代わりに周りの大人が「ズル」の代行をして子どもをサポートするのです。

一方、思春期以降は大人が容易に介入できなくなるので、そういうきれいごとだけでは通用しません。

なので、思春期以降は「適宜ズルも覚えて自分や仲間を守りなさい。ただし、超えてはいけない一線があることも知りなさい」と助言します。

バランスを欠いた生育環境のせいで、自立して社会人になってから「ズルを取得せざるを得なくなる人」が増えています。

必要以上に罪悪感にさいなまれて、もがき苦しむ若者を見ていると気の毒に思いますね。





国際情勢もズルい国が席巻してませんか?

→例えばアメリカが国際協調という建前をやめようとしています。

この建前のメリットをよく知らずに安易に推し進めれば、他国の悪意のある権力者たちが喜ぶだけでしょう。

アメリカの足元を見ながら、悪事を小出しにしていきます。

建前の中身とは、アメリカが莫大な軍事力で世界中に睨みを利かせることで、アメリカの同盟国、友好国、中立国は経済成長にヒトモノカネを振り向けることができ、そこで得た経済力を使ってアメリカに商品を売ったり、投資をしたりするということです。

これにより、ヒトモノカネの巨大な流れがアメリカに集まるしくみを作ったわけです。

もちろん、過ぎたるは及ばざるが如しで、アメリカ国内の歪な格差や不満が止められなくなってトランプ支持者が爆誕してしまったんですけどね。

北米、西欧のリベラルエリートたちが非エリートを見下して対話を怠ったことが原因とされています。

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