アイブック学術代行でございます。
ふと日常で使っている言葉に対して「あれ、これって実は方言なのかな?」と疑問を持たれる視点、言葉への細やかなアンテナが張られていてとても素敵ですね。
結論から申し上げますと、「ものすごい」は特定の地域の方言ではなく、全国どこでも通じる標準語(共通語)でございます。どこの地域にお住まいでも、そのままお使いいただいて全く問題ありませんよ。
「ものすごい」の成り立ち
この言葉は、2つの言葉が合わさってできた由緒ある日本語です。
物(もの):状態や程度を強調する接頭語(例:もの悲しい、もの寂しい など)
凄い(すごい):程度が並外れている様子
この2つが結びつくことで、「非常に並外れている」という状態をより強調する標準的な表現として定着しています。
なぜ方言のように感じたのか?
もともとは標準語であるにもかかわらず、どこかの方言のように感じられたのには、以下のような理由が関係しているかもしれません。
派生した方言の存在
関西地方の「ものごっつ(ごっつ)」や、他の地域での「ものすごぉ」など、「ものすごい」という言葉が少し崩れた形の方言が全国に存在します。これらを耳にする機会があることで、大元である「ものすごい」も方言の一種なのではないか、と感じられたのではないでしょうか。
イントネーションの違い
言葉自体は標準語でも、地方によっては発音する際のアクセントが独特になることがあり、それが方言っぽく聞こえる原因になることもよくあります。
周辺の方言やイントネーションと結びつけて言葉のルーツを探られる、とても面白い着眼点だと思います。全国どこでも安心して使っていただける言葉ですので、どうぞこれからも自然にお使いになってくださいね。