昔の俳優や女優さんの「話し方」には独特の間があって、
「〜ですわ」「しませんのよ」など、今聞いても美しい言い回しで
しとやかさを感じます。
しとやかさって、なかなか今のドラマでは感じることが出来ません。
同じ作家の原作本でも、現代の俳優さんが現代の言葉でしゃべると
なぜか深みがなくなり、軽くなる印象です。
現代の作家や脚本の問題のほうが大きいと思います。
テンポばかり重視して、面白さやハラハラ感はあるけれど
情緒や心理的な余白は感じにくくなっています。
こころよく思っていないというより、
あの頃に学んでほしい、あの時代は良かったな
(日本人が大事にしていたおしとやかさ、強さ、いざきよさがあった)
という老婆心やノスタルジーに近いものは昭和世代は持っている気がします。