生命保険会社の担当者の対応としては、約束した訪問時間を守らず、しかも連絡内容と実際の状況が食い違っている点で、正当な苦情の対象になります。
感情的な表現ではなく、事実関係を整理して「報告」という形で伝えるのは、社会的にも妥当です。
伝える先としては、まずその生命保険会社の「お客さま相談窓口」「お客さまサービスセンター」「苦情・相談受付窓口」といった正式な窓口が適切です。
多くの生命保険会社では、担当者個人や支社とは独立した部署が設けられており、電話やWebフォーム、書面での受付が可能です。
担当者が所長であっても、その上位の本社部門が必ず存在しますので、遠慮する必要はありません。
支社や営業所に直接言うよりも、本社の相談窓口に伝えた方が、事実確認や是正が制度的に行われやすい傾向があります。
伝える内容は、評価や感情ではなく、時系列での事実に絞るのが重要です。
例えば、何時に訪問予定だったか、何分前に連絡したか、その際にどのような説明を受けたか、再度連絡した時の説明と実際の状況がどう違っていたか、結果として給付金手続きができなかったこと、次の予定に支障が出たこと、といった点を淡々と記載する形が望ましいです。
「不誠実だ」「腹が立った」といった表現は不要で、「事実として困った」「改善を求めたい」というトーンにすると、相手も正式な苦情として扱わざるを得なくなります。
ご懸念の「今後不利になるのではないか」「嫌がらせを受けるのではないか」という点についてですが、通常、そのような不利益が生じることは考えにくいです。
生命保険会社は、苦情対応を理由とした不利益取扱いを行うこと自体がコンプライアンス違反となりますし、給付金は契約内容と事実関係に基づいて支払われるもので、担当者の感情で左右されるものではありません。
むしろ、正式な窓口に記録が残ることで、今後の対応が丁寧になるケースの方が多いのが実情です。
一人暮らしでご家族のサポートがない状況で、給付金手続きという重要な場面でこのような対応を受けたのであれば、その不安や負担は正当なものです。
相談窓口にその背景まで詳しく書く必要はありませんが、「手続きの遅れは生活上の支障につながる」という点を一言添えるのは問題ありません。
もし会社の相談窓口の対応自体に納得できない場合には、生命保険協会の相談窓口という第三者機関もあります。
ただ、まずは契約している生命保険会社の本社窓口に事実を伝えることが、現実的で穏当な第一歩だと思われます。