現在の構成は、1階に設置したWi-Fiルーターに対して、2階から無線接続している状態ですよね。
この構成では、距離や壁・床の影響により 電波強度(RSSI)が低下し、SNR(信号対雑音比=通信の安定性)も著しく悪化します。
その結果、
OFDM変調方式における MCS値(変調効率)が低下し、
LDPCによる誤り訂正が頻繁に動作します。
無線通信はマルチパス(反射)の影響も受けやすく、それでも補正しきれない場合は、フレーム単位でサーバーへの再送が発生します。
さらに電波が弱くなると、STBC(2本のアンテナで同一シンボルを送信する方式)が動作し、通信の信頼性は上がるものの、スループットはさらに低下します。
これらが重なり、Zoom会議のようなリアルタイム通信では 映像や音声の乱れ、切断が発生しやすくなります。
解決策
1階のWi-FiルーターからLANケーブルを2階まで配線し、
2階に設置したWi-Fiルーターを「APモード(アクセスポイントモード)」で接続してください。
そこへPCを無線接続することで、電波環境が大幅に改善され、通信は安定します。
有線で2階まで幹線を引くことで、1階⇔2階間の無線劣化を完全に排除できるため、Zoomの切断や遅延の根本的な対策になります。