真空管はカソード(中の赤く点灯している電極)から電子を放出して増幅作用を行っています。古くなってくるとこの電子を放出する能力が減ってきますので、大きな音でたくさんの電流が必要になった時に音が歪んでしまうという結果になります。
ただし、普通はアンプの最大出力に比べてはるかに小さい音量で音楽を聴いていると思うので、通常の音量では気づかないことが多いです。また、負帰還という技術を使ったアンプ(ほとんどのアンプ)では、出力が小さくなっても自動的にある程度元の音量に戻すような効果があります。
普通の音量で音が小さくなったと感じるのであれば、真空管がかなり古くなってしまっているか、あるいは他の原因の不具合があるものと思われます。