おっしゃる通り、手取り20万円でも、会社はその給料だけを払っているわけではなく、社会保険の会社負担や設備費、家賃、管理部門の人件費なども含めて成り立っています。なので、社員1人を雇うには、給料以上のお金を会社として回す必要があるのはその通りです。
世の中全体ではかなり大きなお金が動いています。
ただ、そのお金がどこでも均等に動いているわけではなく、都市部や成長している業界に集まりやすいので、同じように働いていても収入に差が出やすいのが実情です。
その意味では、
- 田舎で仕事や賃金水準が限られているなら、都会に出ることで選択肢が増える
- 今いる業界の仕事が減っているなら、需要のある分野や関連業界に移る
というのは、かなり合理的な考え方です。
もちろん、都会に出れば必ず稼げるとか、業界を変えればすぐ解決するというほど単純ではありません。生活コストや適性もあります。
ただ、「仕事がない場所・縮んでいる業界にとどまり続けるより、仕事やお金が動いている場所へ移る方が有利」というのは、基本的にはその通りだと思います。
要するに、
稼げるかどうかは本人の努力だけでなく、どこで・何の仕事をするかという構造の影響も大きい、ということです。
そのため、「今の場所や業界で厳しい」と感じるなら、場所や業界を見直すのは前向きで現実的な判断だと思います。