御自身が好感触で、目的も明確で、それほど遠隔地でもなく、かつ、親御さんの御理解も得られているなら、十分に有力な選択肢としてとらえて良いかと思います。
いくつか気づきの点を挙げておきますので、もしもこの高校に入学されたら、お気をつけてお過ごしください。
このくらいの偏差値の高校に通う生徒は、意欲というかモチベに相当の開きが出ます。高2、高3と進むにつれて乖離が大きくなる傾向があります。授業が騒がしかったり、クラスメイトと価値観がズレてきたりすることも、ひょっとしたらあるかもしれません。
幸い、美術に力を入れている高校とのことですので、これまで相応に美大進学の実績がある高校であれば、それなりに意欲のある生徒は美術系を中心に集まってくると思います。最低限、そうした生徒たちと交流を深められれば問題ないかもしれません。
また、高校が偏差値40なのは問題ないとして、あなた自身が偏差値40に埋没しないよう、しっかりと勉強なさってください。ほとんどの美大入試では、学科試験の比重も結構馬鹿にならないです。
〇東京芸術大学 出身高校
https://www.minkou.jp/university/school/graduate/20185/
〇多摩美術大学 出身高校
https://www.minkou.jp/university/school/graduate/20240/
〇武蔵野美術大学 出身高校
https://www.minkou.jp/university/school/graduate/20292/
出身高校の偏差値をざっと眺めてみてください。別に偏差値60とか70である必要まではないと思いますが、偏差値40台は案外少ないです。
おそらく、偏差値40台の受験生は学科で稼げずに苦労している人が多いのだろうと推測します。
とはいえ、全体の教科について偏差値を上げる必要はなく、受験教科だけを絞って引き上げておけば、受験では戦えると思います。
逆に、この高校で全体的に満遍なく好成績が狙えるなら、調査書の評定を整えて、私立美大の総合型選抜を狙うという手もあります。ポートフォリオなどの実力勝負ではありますけれど、一般選抜よりは狙いやすいことが多いです。