大きく言えば問題ないんですか。つなみの予想高さですけど3メートルなど言って実測は30センチ。こんなこと毎回やってたらだれも予想なんて聞かなくなりませんか。久慈は高い数値が出てここだけ強調されてますけど前回もここだけ他の数倍の数値がでてたんで潮位計がおかしいと思いますけどね。ちゃんと検定しているんでしょうか。予想は大きくした方がいいなら毎回、予想高さ30メートルくらいに言えばいいのでは。

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1185923

2026-05-21 02:10

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決して大げさに誇張している訳ではありません。予測に必要な観測網ができていないから高精度な数字が出せず、安全側に寄った予報を流すしかないんです。

津波は海底や湖底の地殻変動で発生します。決して地震で発生する訳ではありません。地殻変動をするとき地震が伴うことが多いということで、地震計の観測で津波の危険性を知らせるしか今の所は方法がありません。津波を起こす振動は、地震波の振動にくらべ2桁程度周波数が低く、地震計ではまったく観測できません。今回は、地震波の波形の周波数分析で低周波が大き目だったので「津波を引き起こす周波数の振動はこの延長でかなり大きいのではないか」として警報に至ったんです。

地震計ではなく、海面の上下を観測すれば良いんです。その方法の1つにブイを浮かべて、GPS衛星の電波を利用して上下動を検出するという方法があります。海流で流されてしまって、下流側で回収しなくてはならないという難点がありますが、海面の上下動は把握できます。地震発生直後に該当海域にばらまくこともできます。

もう一つが海底の水圧の変化を検出する方法です。津波の長波長の波に合わせた観測ができ、風浪では誤検出する恐れがほとんどありませんかから実用的です。水深1000メートルのところでの津波の速さは秒速100メートルです。100キロメートル沖に水圧センサーを置けば、1000秒の時間を生み出せます。いそいで避難すれば助かる人も増えるでしょうね。もっと沖までいくつもセンサーを置けば、かなり安心できますし、大げさな予報と感じられることも減ってきます。その膨大なコストをあなたや私が負担することについてどう考えるか。それが問題なんです。

特に今回の地震では、津波の到達時間をとっくに過ぎてもなかなか警報が解除されなかったのも気になると思います。実はこの地域では地震をほとんど伴わないスロースリップ(地殻のずれ。断層の動きの一種)が起きる可能性が高かったんです。このスロースリップでも速い動きなら巨大な津波を発生させることができます。実際に今回スロースリップは発生していましたから、その警戒は正しかったんですが、それが巨大な津波につながるようなスリップではなかったのは幸いでした。

久慈港だけが津波の高さが高かったのは、おそらく近いうちに解析結果が発表されると思いますが、地殻変動域が長細く、それと直交する方向にビーム状に津波が進行し、その先に久慈港があったのだと思われます。

このビーム状の津波は、先のスマトラ沖の時にも発生しました。南北に1300kmほど、東西には50kmほどの細長い震源域。当然津波のビームは東西方向に進行し、近かったけれど直角の方角のバングラディシュの犠牲者と、そのビームの方向にあったセイロン島の犠牲者では10000倍です。いかに津波のビームの強い指向性があるかをご理解いただけると思います。

津波について、日本は研究が進んでいるとうそぶいている人が大勢いますが、最小限の観測網すら無いという現状を私たちは認識しなくてはなりません。

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