入試本番に向けての模試になってきたので、本文が長くなったり難しくなって、全体の意味を捉えずらくなり、わけがわからなくなって、記述も接続詞も間違えてしまうのかも?
お手持ちのなかで、一番初めに受けた模試と最近のものを比べると、全然文章量が違うのでは。
質問者さまは、解くときに、読解のテクニックを駆使されてますか?本文に線などを引いてわかりやすく分析できるようにする、矢印でパートごとの関係を記す、難解な部分は自分の言葉でメモするなどです。読解は、全体像を頭に入れて記憶を頼りに解くのではなく、矢印や線で構成を視覚化して、設問の該当箇所を照らし合わせて解くものです。
まず初めにざっと読む、(場合によってはこのタイミングで同時に)矢印や線など引く、構成と内容をしっかり把握するためにマルバツや賛成反対を書き込む、設問を読む、矢印や線を頼りに該当箇所を探す…という順。設問を読むまでに、意外としっかり時間を使います。
読解のテクニックを書き出すとものすごく長くなるので、ネットで検索するか、書店で探されてください。
大事な部分だけ書くと、
1、フリ(前置き)。本文に関係あるけど、ズバリ作者が言いたいことでもない。
2、意見(たいてい、その前に違う意見をフリとしておく)
3、意見を「ドヤァ」と言うための理由、根拠。
4、結論。(理由をもとにして、もう一度、ドヤァ!と言う)
私は最近、外出するたびに、電車の中でスマホを使ってる人をみます。車両内の9割は使ってるんじゃないでしょうか。(→1)
スマホには、娯楽がたくさん詰まっており、いつでもどこでも自分の世界に浸ることができて、何も向上せずに時間が溶けていく一面があります。「A」果たしてそれだけがスマホの全てでしょうか。実は、我々をより良くするために最も有効なのが、スマホなのです。(→2)
昔なら、外国語の学習は、紙のテキストや辞書が一般的でした。つづりや意味を覚えたり、内容を理解することはできても、音声まではなかなか賄えませんでした。読めるけど言えない単語がたくさんあったのです。(→3)
でも、今は違います。テキストが電子版になり、スマホのなかに取り込めます。スマホは音声が出るので、勉強しながらいつでも正しい音声が聞けます。今まで足りなかった勉強が、できるようになりました。(→3)
スマホこそ、これからの我々が自分自身を向上させるのに必要な道具なのです。(→4)
どうですか?ブリの部分では、スマホは悪ですよね。しばらく、悪目線が続きます。でも、時間が溶ける…のあとから、ガラッと変わります。作者が本当に言いたいことは、これなんですね。
この文は、あえて接続詞を書いてません。でも、もし、Aに接続詞を入れなさいと言われたら、「しかし」や「だが」などの、逆説になるでしょう。なぜなら、向上しないとより良くするは、まったく逆だから。
この文は、短いし、言葉もわかりやすくしたし、話題も親しみやすいから、ぱっと読めばわかります。矢印や線の必要性は感じないかも。でも、模試や入試本番は、まず、文が長い。内容も、その年齢の子にとって、ちょっと分かりづらいものになってる。一度読んだ記憶を頼りに理解できるものではない。なぜなら、小難しいおじさんが小難しく書いてるものを持ってきてるんだから。つまり、線や矢印で構成をはっきりさせないと解けないんです。
ネットなどで詳しく調べて、テクニックがなんとなく分かったら、今回間違えた本文も、同じように線や矢印をひき、構成を分析してみては。そのうえで、もう一度解いてみてはどうでしょう。きっと、納得できるんじゃないかなと思いますし、記述も書きやすくなりますよ。
そして、こういうのは、慣れないうちにテクニックと解くのを同時に考えると混乱するので、まずは、お手持ちの過去の模試を全部、「テクニックのみ」をやってみて、模範解答と照らし合わせてみては。確かに合ってれば、テクニックはバッチリということです。そうやって慣れてから、ドリルなどでテクニックと解くのを一緒にやってみては。