仏教には、原始経典と、その後に創作されたと推定されている大乗経典があります。
どちらにも、輪廻が説かれています。
天界(極楽浄土とは別世界)や地獄も輪廻の行き先の一つです。そこでも寿命があって死んでまた輪廻を繰り返します。天界に生まれてもそこがゴールではないということです。
悟って輪廻から解脱するまで続きます。
輪廻とは死んでも自業自得で再生されて、再び苦しむということを意味するのです。
だから、人間に生まれた今に修行して悟りなさいということです。
例外として、阿弥陀仏信仰によって救われて、極楽浄土に生まれさせてもらえるということを説いているものが大乗経典にあります。浄土経典と言います。
極楽浄土に生まれさせてもらえたら、そこで修行して悟れるとされます。つまりは、そこがゴールです。
仏教には、いろんな経典があるので、いろんな宗派があることになっています。
日本の仏教の多くは、大乗経典に依拠しています。だから、輪廻を教義としているものや、阿弥陀仏信仰を説く宗派があります。
しかし、現代の僧侶の中には、宗派の教義に反して、輪廻を迷信だと考える人がいるということです。
個人的に、いろいろに解釈されているということです。
僧侶ではない人で、輪廻は迷信だが、永遠の命は迷信ではなくて真実だ、自分は悟ったからそれが分かる、と言う人までいます。
例として、輪廻と永遠の命について説いている経典を唱えている動画があります。
臨済宗です。
https://youtu.be/U8dkxUwZSXQ?si=QzCti0GhhvkQhIjx
そこで言っている回向文で、苦輪の流転、三界というのは、輪廻の意味でしょう。
そして、永遠の命についても語っていますね。
>三界
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E7%95%8C
なお、原始経典と大乗経典では、輪廻は同じでも悟って以後の死後の存在に違いがあります。
原始経典では、命が永遠だとは説かず、悟って輪廻から解脱した人は、死後は再生されずに完全消滅だとされます。
原始経典に依拠しているのは、スリランカやタイなどの東南アジアの仏教です。
輪廻について原始経典に基づいて解説している学者の動画があります。
https://youtu.be/RetAThBmB40?si=xNpA07OqnDjGrkSE
仏教の教義は、膨大で、そこに個人的な解釈も入り込むので、ややこしいのです。