\u0026gt;キリストはどうして人気があるんですか?
「人気」と言うとちょっと違和感を感じますが、広がっていったのは、次のような経緯です。
まずはローマ帝国時代です。当初はローマと相いれないものとして弾圧されていました。しかし、下層民には受け入れられてきていました。「神の下の平等」がウケた訳です。徐々に上の階層にも受け入れられ始めました。ローマ帝国の衰退傾向に反比例するようにキリスト教の勢力が拡大していきました。そして、帝国支配の安定を目指したコンスタンティヌス帝「ミラノ勅令(313年)」によって迫害に終止符が打たれます。
これはキリスト教を公認すると言うよりは、キリスト教も認めると言った程度のものでしたが、下り傾向のローマ帝国にあって、上り調子のキリスト教が力を持つきっかけとなりました。
要は、ローマの衰退は「古い宗教」に縛られた結果であり、「新しい宗教」であるキリスト教によって活力を取り戻そうと言う考えです。
ここから右肩上がりとなり、392年にテオドシウス帝によってローマ帝国の国教とされるまでになりました。
これによって、ローマ帝国全土に広がり、その後のベースとなります。
長くなったので、はしょりますが、ローマ時代の広がりをベースにさらに不況を広げ、盤石な体制を作ります。
ローマ皇帝にしろ各国の王にしろ、キリスト教の信者と言う状況が出来ます。ここで世俗の王(皇帝)と教会の立場が逆転します。
つまりキリスト(神)\u0026gt;教会\u0026gt;諸王となり、教会の権威は王をしのぎ、かつ、協会のネットワークの下位に「国(王)」が位置する構図となります。
さらに、帝国主義時代(大航海時代)に、キリスト教国であったヨーロッパ諸国は、軍事力と進んだ技術を背景に世界中に植民地を得ます。
言った先でキリスト教を広めることになります。
こうした背景と、もうひとつ、布教活動にメチャクチャ熱心だったこともキリスト教の特徴です。
これがキリスト教が「人気(世界に広まった)」理由です。