本当にお金がないならそうすべきです。
お金の流れにはストックとフローというものがあるわけです。
ストックというのは貯金です。フローというのはいくら使ったか、ということですね。
日本の場合ストックは大変多いんですがフローが少ないんです。
みんなお金はあるけど使いたがらないわけです。
こういう時に国がお金を作っても、あまり意味がありません。
乗数効果というものがあるんです。
すごくざっくり説明すると例えばあなたが100円でチョコレートを買ったとします。その100円は一部が次のチョコレートの仕入れのために、また一部が従業員の給料として、ほかにもいろいろ使われて連鎖していくわけですが、そうやってあなたが100円を使ったことによって動くお金は100円以上になるわけですね。
日本の国の借金というのは1000兆円ほどあります。ということは乗数効果によって実際に増えたお金はそれ以上になるはずですが、実態はそうなっていません。これはどういうことかというと乗数効果が1以下になっていると思われるからです。
1×1は1で、増えも減りもしませんが、1×0.9なら元の1より減ってしまいますよね。そういう状態が起こっている、と思われています。なぜかというとみんながお金をため込んじゃったからです。
水道管が詰まっているのに、水道を流れる水の量だけ増やそうとしても意味はありませんよね。それどころかそんなことをしたら水道管がどこかで破れてしまうかもしれません。
必要なのはみんながよりお金を使うにはどうすればいいか、と考えることであってそれは単にお金を増やしたらいいということではないんです。