この動画に登場する刀の鋼材は、伝統的な玉鋼ではなく、現代の優れた合金鋼、T10工具鋼や5160スプリング鋼などである可能性が高いです。
この刀は、折れない強さ、靭性とよく切れる鋭さ、硬度・刃持ちという、相反する性質を高いレベルで両立させています。
これは、スプリング鋼などの靭性が高い合金鋼を使っていること。
熱処理の技術によって、硬度を犠牲にせずに靭性を最大限に引き出していることによる成果です。
つまり、ご指摘の通り、ただ焼きを甘くしたスプリング鋼では、あそこまで硬いものを切る刃持ちは出せません。
合金鋼のポテンシャルと高度な熱処理技術があってこそ、あの性能が実現できていると言えます。