\u0026gt;三菱徴用工の裁判で国際ルールを無視した判決が出てから
実は、韓国の徴用工裁判では、元徴用工側は国際ルールに触れないように提訴しているんです。
徴用工裁判で最初に結審した2018年の裁判では、韓国の大法院(最高裁)は、韓国人の元工員に対し1人当たり1億ウォン(約980万円)を支払うよう新日鉄住金に命じました。判決は「原告は未払い賃金や補償金を求めているのではない」と述べ、「慰謝料請求権」を認めたものです。
これを日本のメディアは「徴用工訴訟」と報じていますが、原告は徴用工ではなく、判決は「強制動員の被害者」と述べたにすぎません。そのため、判決は損害賠償ではなく「慰謝料の支払い」を命じただけです。
つまり、原告は未払い賃金と補償金ではなく精神的苦痛に対する「慰謝料」を請求し、これを韓国の最高裁は認めただけです。慰謝料なら、その後の精神的苦痛や差別、病気などを理由に請求できるからです。
すなわち、韓国の最高裁は強制労働の有無について判断していません。そして、現在に続く多くの裁判も慰謝料を求めるものとなっています。