>古い英語でしょうか?文語でしょうか?
In Personは、文語ではなく、古い英語でもなく、
現代でも普通に使われる英語での表現です。
意味は、直接、本人がその場にいて、を
つまり、
「生で」「対面で」「本人が登場して」
というニュアンスを持つ表現です。
使い方(使用例)
I met the pianist in person.
→ ピアニストに直接会った。
I finally met her in person yesterday.
→ 昨日ついに彼女に直接会った。
You should hear her sing in person.
→ 彼女の歌は生で聴くべきだ。
He’s even better in person than on the recording.
→ 録音より、生で聴く方がもっといい。
It’s nice to see you in person!
→ 直接会えてうれしいよ。
They said I have to show up in person to verify my ID.
→ 本人確認のために直接行かなきゃいけないらしい。
The painting looks amazing in person.
→ この絵、実物は本当にすごい。
The city is much more beautiful in person.
→ この街は実際に行くともっと美しい。
I saw the actor in person at the event.
→ イベントでその俳優を直接見たよ。
She looks different in person.
→ 実際に会うと印象が違う。
英語は同じ表現でも日本語に翻訳するといろんな表現方法があります。
You need to apply in person.
→ 直接来て申請してください。
→(直接来て申請する必要があります。)
→(本人が窓口に来て手続きする必要があります。)
→(対面で申請しなければなりません。)
ジャズのライブアルバム等で 『In Person』と表記なるものは、
『 その場で演奏している本人たちを、生で聴けるような録音 』
というニュアンスを強調しています。
『In Person』を使うケースは『 スタジオ録音ではなく、
観客の前で演奏した「 生の姿 」を捉えた録音だよ 』
ということを強調(宣言)しているようなものなんです。
ジャズ(vo)アルバム-例
Miles Davis - In Person Friday And Saturday Nights
At The Blackhawk, Complete
Vince Guaraldi – In Person
Cannonball Adderley Quintet In Person
The Bobby Timmons Trio – In Person
Chris Connor In Person
なぜジャズのアルバムでよく使われるのか?
ここが1151007392さんの感性に響くポイントだと思います。
1950〜70年代のジャズ文化では、「ライブこそ本物」
という価値観が強く、スタジオ録音よりも
『 その場の雰囲気 』を重視していました。
そのため In Person は、あたかも
ミュージシャンが目の前にいるような臨場感を生み出させます。
観客との距離の近さ、その夜だけの一期一会の演奏。
こうしたライブの本質を象徴する言葉として、
アルバムタイトルに多用されたりするのです。
つまり、表現自体は現代でも普通だが、
アルバムタイトルに挿入するとヴィンテージ感が漂います。