北総線の矢切〜大町間に市街化調整区域が多い理由は、主に以下の点が挙げられます。
・この区間は千葉県の市街化調整区域に指定されており、農地や緑地の保全を目的として開発が制限されている地域です。
・北総線は千葉ニュータウン開発と一体で計画された路線ですが、矢切〜大町間は既存の集落や農地が広がる地域を通過するルートとなりました。
・鉄道事業者としては、千葉ニュータウンへのアクセス路線として全線を開通させる必要があり、途中区間の需要が少なくても駅を設置せざるを得ない事情がありました。
・当時は将来的な市街化を見込んで駅を設置した面もありますが、調整区域指定が継続されたため、現在も駅周辺の開発が進んでいない状況です。
・北総線は建設費が高額で運賃も高いことから、沿線開発が思うように進まなかった背景もあります。
鉄道会社としては路線全体の採算性を考慮した結果であり、必ずしも「お人よし」とは言えない経営判断だったと考えられます。