運用の基本から始めることです。
先ずは、経済評論家山崎元さんの著書、インデックス投資は水瀬ケンイチさんの著書、高配当投資術は窪田真之さんの著書が良い。
その上で、グレアムのバリュー株投資、フィッシャーのグロース株投資、これは「バフェットの投資戦略」という本にも記載がある。
また、タザキさんの著書「投資の名著50冊を1冊にまとめてみた」がおススメです。50冊の投資本を要約した内容で、それぞれ違った主張、異なる視点が面白い。
矛盾に満ちた投資の世界が、実は矛盾していないことが分かります。
ハワード・マークスの著書は逆張りの戦略が重要と言い、これは日本人に多い投資手法です。 逆にウィリアム・オニールは順張りの考え、ジェシー・リバモアの取引手法も「新高値」は彼にとって「常に福音」だったと言う。
マーク・ミネルヴィ二の著書にも、上昇局面に入り始めた段階で買うべきと述べている。
投資ブログ【L】の著書によると、米国株に関しては、人気の銘柄を普通に買う「順張り」が有効ですが、日本株に関しては相場の下落局面で買い、上昇局面で売るという「逆張り」が有効と記載している。
違った視点が参考になる。
そして、分散投資を勧める本は多いが、ジェラルド・M・ロープの著書では「分散投資よりも集中投資」が推奨されている。
分散投資で増やすことのデメリットは「時間がかかること」で、集中投資は一見リスクが高いように思えるが、「卵を一つのかごに盛るな」でなく、「全ての卵を一つのかごに入れ、それを見守ることが最も安全」と記されている。
投資家のジェシー・スタインは、失敗は成功の母であること体現しているが、その教えは「誰もが知っていることに価値はない」という事です。市場から富を得た1%の人は、人とは違うことをやっている人である。
投資成功の鍵は、銘柄選択におけるインスピレーションが1%で、感情を制御する努力が99%を占めると著者は指摘している。
具体的には、選んだ銘柄に対してローリスクな投資タイミングが訪れるまで辛抱強く待つ事が重要です。
そして、もう一点は、リベンジトレードの衝撃にも耐えなければなりません。これは、損失を経験した後に感情が高ぶり、リベンジの意味合いで大きなリスクを取ってしまう行為を指します。このリベンジトレードは必ず失敗する。
また、「予定外の判断」もやってはいけない。
これは、自分ルールの逸脱です。「予定より早く売る」「予定より多く買う」など、その時の感情に左右された判断はパフォーマンスを損ないます。
相場が上がると「もっと上がるかも」と売り逃し、下がると「買い増しチャンスかも」と根拠なくナンピンしてしまう…これらは感情に基づく行動であり、避けるべき典型例です。
バフェットも「価格上昇は、麻薬のように、進むべきか退くべきかを判断する理性を鈍らせる」と述べており、同様に重要な視点です。
日本の投資家も、林則行さんや片山晃さん、桑原晃弥さんなども興味深い。
投資初心者なら、前記の桑原晃弥さんの著書「株式投資100の金言」を学び実践することが有効です。
好きな言葉は、「卵は割らない限りオムレツはつくれない」、時にはある程度のリスク覚悟で勝負しない限り、いつまでたっても大きな利益は得られません。「常弱気、損得知らぬ大たわけ、貧乏神の氏子なるらん」は「三猿金泉秘録」に出てくる言葉だが、いつも弱気では、たとえ絶好のチャンスが訪れたとしても、それを活かすことは出来ないという事。
「雨が降ったら傘をさす」「時節を知りて、進むべき時は進み、退くべき時に退く人を賢き人と言うなり。世渡りは傘のごとくすべし。運良き時は開き、運良からぬ時はしぼめるがよし」
両者とも商いの心得であり、経営の心得ですが、投資の世界においても同じ事が言えます。
投資も運が良く、流れが良い時には傘を開ければいいし、運が悪く、流れの悪い時には決して無理をせず、傘をしぼめればいいのです。
上記の中でも、タザキさんの著書「投資の名著50冊を1冊にまとめてみた」はおススメです。
ただ、実際に始めるにあたっては、テクニカル分析(チャート分析とも言われ、ローソク足、移動平均線などで分析する)や、ファンダメンタル分析(経済指標や企業の財務状況、政治的な動向など、経済全体の基礎的な要因を分析して、将来の価格動向を予測する)の手法です。
これらは、本屋で探せばどれも基本的な内容は同じです。
ファンダメンタルズで銘柄選定して、チャート表で売り買いのタイミングをはかる。
例えば、ゴールデンクロスや陽線のつつみ線などが売買高を増やしていれば、トレンド変換をして株価が上昇していく可能性が高い。
なお、貴方が若者なら、先ずは始めることです。
若い時の失敗はお金を出しても買えとも言う。
若ければリスク覚悟の投機も良い経験であり、これが将来の投資の勉強にもなる。
バフェットも実践が大事だとして、「少額でいいですから、投資をしてください。本を読むだけではダメです」とアドバイスしている。人生での成功には学ぶこと、考えることだけでなく、やってみること、そこから学ぶことが何より大切と言う事です。
そして、老後を見据えた投資なら、全米ベストセラー『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』の著者ニック・マジューリさんの提言は表題のとおり「とにかく買い続けなさい」という事、「ジャスト・キープ・バイイング」とは収益を生み出す様々な資産を継続的に購入することを意味します。
これは「ドルコスト平均法(DCA)」(長期にわたって金融資産を定期的に購入すること)と同じ意味合いになる。そして、「年齢が上がるに合わせ、『人的資本』を『金融資本』に置き換えていこう」という事です。
人的資本とは、現在の年齢から残りの人生で行う、すべての仕事の価値の総体のことです。
人間のライフサイクルを考えたとき、技能や知識は人生を通じて向上していくものの、年を重ねるほど残された時間は減っていきます。
そこで、現役時代と同レベルの資本を維持し続けるには、金融資本を構築していくしかありません。
つまり、「これ以上働きたくない」という時期が来たときのために、自分以外にお金を稼ぐ主体をもう1つ作っておく。
そうすれば、リタイアしても、富は継続的に生み出されます。