なぜ体温計には専ら水銀が用いられそれよりも熱膨張率が大きく細かい温度の変化も測り易い筈のアルコール、石油はほとんど用いられていなかったのですか。教えてください。

1件の回答

回答を書く

1037614

2026-04-24 08:20

+ フォロー

測定精度と安定性の点で水銀が圧倒的に優れていたからです。



1. 熱膨張が極めて正確

水銀は温度に対する膨張がほぼ直線的で、どの温度でも同じ割合で体積が増減します。

これにより、目盛りの校正が容易で、長期的に正確な測定ができます。



2. 熱伝導率が高く、外気の影響を受けにくい

水銀は液体の中でも熱伝導率が非常に高く(約8.3 W/m·K)、アルコールの40倍以上です。

そのため、脇の奥で温まった部分の熱が素早く全体に伝わり、体温計の外側が多少外気に触れていても、液体全体がほぼ均一な温度になります。

結果として、安定した正確な温度を示すことができます。



3. 蒸発しにくく、長期間安定

水銀は常温ではほとんど蒸発せず、液柱の中に気泡ができません。

アルコールや石油系液体だと気化や液切れが起きやすく、信頼性が下がります。



4. 読み取りが明瞭

水銀はガラスに付着しにくいため、液面がくっきりと見えます。

アルコール系ではガラスに濡れて境界がぼやけ、読み取り誤差が生じやすくなります。

うったえる有益だ(0シェアするブックマークする

関連質問

Copyright © 2026 AQ188.com All Rights Reserved.

博識 著作権所有