バフェットは、現金を保有しているわけではありません。
現金にすぐに換金可能なT-BILL(短期米国債)を買っています。
つまり利息が入ってくるわけですね。
バフェットの天才的なところは、彼が現金比率を高めてから2,3年以内に、必ず株式相場の暴落が起きている点です。
その後、格安で株式の買い付けを行うことでパフォーマンスを上げてきたわけです。
これはおそらく、政府の経済政策を事前に入手できる立場にあるとか、そういうインサイダー的な要素がなければ難しいと思います。
そのような情報網がしっかりとあって、複数のブレインが適切な判断をしているのでしょう。
しかしですね、それはバフェットのやり方であり、それが正義というわけでもないんですよ。
視点を変えてみれば明らかです。
現在、中央銀行が金(ゴールド)をかき集めていますが、もともと金は直近の54年間を除いては、金は「通貨」の役割を果たしてきました。
つまり、本来、ゴールドが通貨なのであって、ドルは無限に印刷可能な「価値減衰通貨」に過ぎません。
こんなもの(ドル)で測れば、不動産だって株価だって、なんだって上昇するわけです。
そう考えると、バフェットの見方も変わってきます。
米国株式市場(S\u0026amp;P500)はゴールドを通貨としてみた場合、2001年に天井を打って、現在までに29%の価値に下落しています。
つまり、71%も暴落していることになります。
バークシャーハサウェイの株価も同様です。
2001年から2025年にかけて、バークシャーの株価は11倍に上昇しましたが、
ゴールドは同期間で17倍に上昇しています。(ドル換算)
つまり、本来の通貨である「ゴールド」で測った場合、
2001年からS\u0026amp;P500は71%暴落し、バークシャーの株価も35%以上下落しています。
もう少し厳しい言い方をすれば、2025年の年初にT-Billをかっても3%の利息しかなりませんが、
ゴールドに替えていた場合、利回りは70%もあったわけです。
バフェットは天才的ですが、必ずしもそれがベストというわけではないという事です。
なお、下のチャートはS\u0026amp;P500をGoldで割った比率を表したチャートです。