日本に仏教が来たころは仏像は「金銅仏」でした。
これは銅で作った本体を金メッキした物で、金は錆びたりしないので、防錆剤的な意味で使ったのです。「金歯」と同じ。
日本に初めてきた百済仏とか、善光寺など古寺の非公開な秘仏とかもほとんど金銅仏で、10センチ前後の小さな仏像です。浅草寺の浅草観音もこれなので、川底でも錆びたりせず漁夫の網にかかって見つかったわけです。
奈良の大仏はこれをとてつもなくスケールアップさせたもの。
奈良の古墳では新羅製の金の王冠や金のサンダルが出てますが、豪華な貴重品というより、永遠に変わらず埋葬者を守って欲しいという呪術なのだと思います。