糖尿病の症状で体重が減るというのをよく聞くのですが、増える場合もありますか?最近頻尿が酷くて、食生活にも心当たりしかなくてもしかしたら糖尿病かもと思ったのですが、急な体重減少という情報を見て違うかな、と思いました。(私の場合は増えてるので)

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1154474

2026-06-16 17:30

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糖尿病の仕組みを理解するとよくわかりますよ(Ⅱ型限定です。)。



糖尿病とは、一時的なエネルギー代謝異常のことを指しています。健常人は、食物から炭水化物などの糖質を摂取すると、体内でブドウ糖まで分解され、腸から血中に取り込まれます。そうしますと、膵臓のランゲルハンス島β細胞からインスリンという内分泌ホルモンが分泌され、このインスリンの作用により血中のブドウ糖が筋肉細胞などに取り込まれてエネルギーとして利用されます。



でも、高タンパク高脂質の食事が中心になっていたり、果糖を多く含んだ清涼飲料水や乳製品、アルコールなども多く摂っているような人は肥満になりがちです。特に男性は内臓脂肪型の肥満になりやすいです。あなたの場合は、多分この段階なのだと思われます。



こうして内臓脂肪型の肥満になると、内臓脂肪からアディポカインという物質が分泌されるようになります。この物質は、インスリンの作用を打ち消してしまう性質があるものですから、β細胞からきちんとインスリンが分泌されていても、血中のブドウ糖が細胞に取り込まれにくくなってしまい、細胞にエネルギー不足が生じてきます。また、血中のブドウ糖が消費されませんので、血糖値が高いままとなります。



こうなると、食物から摂取したブドウ糖からエネルギーを生み出すことができなくなりますので、体は、自分の筋肉や脂肪を分解して新たにブドウ糖を合成してエネルギーを得るという糖新生といった特殊な代謝経路を経てエネルギーを得ようとします。



結果として筋肉や脂肪が落ちてきて急激にやせてくるのです。これがインスリン抵抗性による糖尿病です。



こうなると、常に血糖値が高いままになりますので、β細胞は何とかして血中のブドウ糖を細胞に取り込ませようとせっせとインスリンを大量分泌するようになり、いずれ疲弊してその機能を落としてしまい、インスリンを満足に分泌できなくなってしまいます。これが膵性糖尿病です。



ここまでくるとインスリン抵抗性の高まりと膵臓の疲弊によるダブルパンチを受けた形になりますので、エネルギー代謝異常としては致命的です。



くれぐれも内臓脂肪を蓄積させないよう、細心の注意を払い、糖尿病に罹患する人などほとんどいなかった戦前の食事を見直してみてください。一生糖尿病などとは無関係でいられますよ。



ちなみに、頻尿は他の原因でも起こり得ますので、血液検査などで異常がないらなあまり心配することはないのではないでしょうか。

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