経過的加算は、下の式にもありますように、厚生年金の定額部分×加入月数(上限480月)から、基礎年金として受け取る額を引いた額になります。
これは厚生年金の保険料を払うことで、将来の定額部分+比例報酬部分の受給権を取得するのですが、定額部分については、上限が480月で、国民年金として納付した部分(厚生年金加入者においては60歳以下の厚生年金加入期間)は、基礎年金として大部分を受け取りますので、その残りのうち上限の480月に足らない期間を経過的加算として受け取ります。
上記計算で、基礎年金の支給割合を算出するにあたって、昭和36年4月1日以降の月数となっていますから、この方の被保険者期間は36年4月1日より後ですから、この仕組みは適用されます。
すなわち、経過的加算は、
1,734円×480月ー831,700円×446月/480月
=832,230円ー772,788円
=159,442円になります。
本体部分は、2003年3月以前が
250,000円×1000分の7.125×192月=342,000円
2003年4月以降が
400,000円×1000分の5.481×314月=688,414円
厚生年金額は、159,442円+342,000円+688,414円≒1,189,856円
基礎年金は、831,700円×446/480=772,788円です。
支給年金額は、1,189,856円+772,788円≒1,962,644円になります。
端数処理で多少の相違があるかもしれませんが、イメージとしてはこういう姿になるはずです。