大学図書館に3誌とも置いてあったのでどれも中身を覗いたことがあります。最近もごくたまに買っています。
難易度としては 数学セミナー≦現代数学<数理科学 です。
・『数学セミナー』の取り扱う分野は多岐にわたります。テーマが毎月変わる「特集」パートが1冊の半分弱を占めています。程度は総じて大学学部以上といったところです。一方で、総和記号Σ(シグマ)の定義自体の解説(2025年9月号)のような高校の内容もあり、最近はペンシルパズルの息抜きページもあり、間口は広いです。「エレガントな解答を求む」は有名です。
・『現代数学』は数学セミナーから入門記事を消したような構成です。飯高茂さんの2020年頃の整数論の連載など、著者が好き好きに書いている趣味性の高い(≒実用性が不明?)記事も掲載が認められているように思います。
・『数理科学』は最もとっつきにくくて、解説もかなりそっけないです。物理学への応用記事が多いです。僕にはろくに読めません。
他に『数学教育』というのがありましたが、これは中学生前後を担当する教職のかたが指導法を磨くために読むものですね。高木貞治の「刺身とワサビ」の逸話の数学史的調査といった、非教職者が読んでも興味深い記事が潜んでいることもあります。