肝心、肝っ玉、肝(きも)だなど、身体内の「肝(きも)」が、「重要なもの、重要な」の意味で使われている事情を御教示下さい。

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2026-04-26 21:05

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「肝(きも)」が「重要なもの」を意味するようになった背景には、以下の事情があります。

・古代中国の五行思想の影響:肝臓は五臓(肝・心・脾・肺・腎)の一つとされ、生命維持に不可欠な臓器と考えられていました。

・精神や感情の座としての認識:東洋医学では肝臓が気力や勇気、精神力を司る臓器とされ、「肝が据わる」「肝を冷やす」など感情表現に用いられました。

・生命の中枢という実感:肝臓は体内で最大の臓器であり、解毒や代謝など重要な機能を持つため、経験的に「身体の要」として認識されていました。

・「肝心」の語源:「肝心」は元々「肝腎」と書き、肝臓と腎臓という二大重要臓器を指し、転じて「最も大切なこと」を意味するようになりました。

・「肝っ玉」:度胸や気概の象徴として、大きな肝臓を持つことが勇敢さの比喩となりました。

このように身体の中核を成す臓器という認識が、言葉として「核心」「要点」の意味に発展したのです。

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