大鏡は、西暦850年から1025年くらいの間の歴史について書かれた書物です。
それだけ長い間の出来事について書いているのですから、長い文章になるのはわかりますよね。
源氏物語や平家物語も長い物語のほんの一部が出題されますし、今昔物語とか宇治拾遺物語とかは、短い物語がたくさん載った物語集で、そのなかの一編が選ばれているだけです。
というか、現代語の出題でも、小説だと途中だけ切り取ると意味がわからなくなるものもありますから、試験問題にできるような短編を選ぶことが多いですが、
例えばたいていの教科書に出てくる夏目漱石の「こゝろ」は長編小説ですから、教科書に全部は載ってないですよ。一部分だけです。
説明文論説文の課題だって、試験問題に出るくらいの長さしかなかったら本として出版できませんから、出題されているのは、全体のうちのある章だけ、とかごく一部です。