会社には、大きく分けて「公開会社」と「非公開会社」の2種類があります。この違いは、株式を自由に譲渡できるかどうかで判断されます。
公開会社
公開会社は、発行する株式の全て、または一部に譲渡制限を設けていない会社です。
譲渡自由: 株主は自由に株式を売買できます。
資金調達: 株式市場で広く資金を集めることが可能です。
信用力: 社会的な信用度が高まりやすい傾向にあります。 株主構成: 多数の株主がいることが多く、所有と経営が分離されていることが一般的です。 非公開会社 非公開会社は、発行する全ての株式に譲渡制限を設けている会社です。
譲渡制限: 株式を売買するには会社の承認が必要です。
経営安定: 少数株主で経営を安定させやすいです。
柔軟な意思決定: 経営者の意向を反映しやすい特徴があります。 株主構成: 会社役員や親族などの限られた株主で構成されることが多いです。
会社運営における影響
公開会社と非公開会社では、会社運営のルールにも違いがあります。
項目 公開会社 非公開会社
取締役会設置 必須 任意 監査役設置 必須 任意 決算公告 義務 任意 株主総会招集 2週間前 1週間前 役員の任期 1年(最長2年) 最長10年 資金調達 株式市場、金融機関など 金融機関、縁故者など 経営の自由度 低い 高い
どんな会社が多いの? 身近な会社で考えると、多くの中小企業や家族経営の会社は「非公開会社」であることがほとんどです。一方で、誰もが知っているような大企業や上場企業は「公開会社」ですね。